絶対食べたい!石垣島のご当地フード「八重山かまぼこ」

2018.12.26

島のローカルフード「八重山かまぼこ」とは?

沖縄で、年中行事や祝い事に欠かせない食材といえば、かまぼこ。
実は、沖縄のかまぼこ「八重山かまぼこ」は、地域ブランドとして、特許庁の地域団体商標にも登録されているほど有名なんです。

「でも、なぜ、沖縄でかまぼこ?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、沖縄では、古くから八重山諸島の近海で捕れる白身魚を使ってかまぼこを作っていて、伝統的な食べ物のひとつなのです。

見た目や味も、私たちがいつも食べているかまぼことは少し違っているんですよ。

「八重山かまぼこ」と一般の「かまぼこ」との違い

「八重山かまぼこ」と一般的な「かまぼこ」との最大の違いは、製造方法です。
どちらも魚を原材料として作られますが、製造方法が違います。
本土の「かまぼこ」は「かまぼこ板」の上に魚のすり身を盛って蒸しますが、「八重山かまぼこ」は魚のすり身を固めたものを油で揚げて作ります。
そのため「八重山かまぼこ」には「かまぼこ板」がありません。形状も半月型ではなく、唐揚げのように、ひとつひとつ不揃いな形をしています。

原材料の白身魚には、本土の「かまぼこ」で使われるスケソウダラのほか、八重山の近海で捕れる青ブダイやグルクン、イトヨリなども使われています。種類によって、白身魚に加えて、野菜も一緒に練り込まれているものもあります。
本土のかまぼこと違い、「八重山かまぼこ」は水を加えずに作られるので、海の素材が活きて、魚のしっかりとした味わいがあります。
食感は、本土のものよりも塩を多く使うため、弾力があり、プリプリしています。塩にも、地元「石垣の塩」が使われています。

「八重山かまぼこ」の種類

「八重山かまぼこ」は種類も豊富です。
本当にたくさんの種類があるので、有名なものだけを一部ご紹介します。

・紅白かまぼこ
おめでたい行事でふるまわれる伝統料理には欠かせないビッグサイズのかまぼこ。

・カステラかまぼこ
卵をたっぷり使ったかまぼこ。魚のすり身に溶き卵を加えて、箱状の容器に入れて蒸した、四角いかまぼこです。

・岩玉(いわたま)
ゆで卵まるごと一個をすり身で包んだかまぼこ。断面がきれいなので、オードブルにも利用されます。

・チギアギ(チギアゲ)
白身魚のすり身にゴボウやニンジンを混ぜて揚げたかまぼこ。さつま揚げのもとになった食べ物だといわれています。

・鯛かまぼこ
鯛のかたちをしたかまぼこ。

・バクダン
かまぼこで包まれたおにぎり。女性の握りこぶしほどの大きさのおにぎりには、味噌や梅干し、鮭などが入ったものもあります。お土産としても人気。

立派なおかずやお酒のアテになりそうなものから、子どものおやつに良さそうなものまで、いろんな種類があって、島の人たちの食生活にかまぼこが根付いていることがよくわかります。
ちなみに、ノイズ・バリュー社による「かまぼこに関する沖縄県内消費者の意識調査」の調査結果によると、石垣島では、島民の8割が「かまぼこ好き」、そして、島民の半数以上が月1回以上かまぼこを食べていることがわかっています。

2月22日は「八重山かまぼこの日」

「八重山かまぼこ」は2008年2月22日に地域団体商標に登録されました。
さらに翌年2009年には、ブランドをより広めていくために、地元のかまぼこ店3社が協力して、2月22日を「八重山かまぼこの日」と制定しました。
それ以来、2月22日には3社で「八重山かまぼこ」の無料配布を行っており、毎年大盛況となっています。
競合店として争うのではなく、みんなで一丸となってを特産品を守り、盛り上げていく、そんな姿勢に島ならではの団結力を感じます。

石垣市内の老舗かまぼこ店 3社

 

●マーミヤかまぼこ
石垣市美崎町3(直販店)
TEL:0980-82-3363
http://www.marmiya.com/

●かみやーき小かまぼこ
石垣市石垣270-1
TEL:0980-82-2347
http://www.kamiyaki.jp/

●金城かまぼこ(株式会社石垣島かまぼこ)
石垣市新栄町73-9
TEL:0980-82-3084
https://www.kanbukuya.com/